依頼人のための人生を
「字」の上手い、下手も関係ない。
文章の上手い、下手も関係ない。
要は自分の言いたいことを「制限時間内」に、「制限された文字数」で述べるものが「小論文」です。
しかし、それはこれ、これはそれ、です。
やっぱり試験なんですから、それなりのテクニックが必要になります。
「きれいごとばかり言ってらんねぇ」じゃなくて、「きれいごと」が必要になります。
昨日までの自分の「想い」は、試験日までは封印してしまいましょう(笑)
第13回 インテリアコーディネーター資格試験
試験時間80分
字数 800字以上1.000字以内
インテリアコーディネート業務の過程で、商品の購入や工事施工について
の顧客の希望にそのまま従うと、提示された予算をはるかに超えた金額
になってしまうとき、その問題を解決するためにどのような方法をとればよい
か、適当と思われる事項こどに項目をあげ、あなたの考えを800字以上
1.000字以内で述べなさい。
上記のような問題、例えば私であれば早々に適当と思われる問題解決法を提示し、1.000字の内、約7割8割は業界の姿勢と慣習の問題点とその非難にあててしまうでしょうから、
そんなものは「当然」に「 × 」(笑)
わかりますよね、誰しも、そして試験管も「自分にかかる非難」を気持ちよく受け取るはずはありません。
この点、「垢」にもまれた社会人さん、注意して下さい。
論文は、愚痴を言う場でも、会社への文句を言う場でもありません。
こういったパターンの問題の基本は、「依頼人」目線が大切になります。
「依頼人」はどうして欲しいのか。
何が希望なのか。
それにはどのような問題解決が自分には可能なのか。
多少カッコつけましょう(笑)
若干「理想論」でもかまわないと思います。
「依頼者」にとっての「理想の I C 」想い描いて下さい。
はい、小論文はそれでいきましょう。
ほらほら、今は業界のしがらみを考えてはダメです。上司や自分の会社の売り上げなんてくそ食らえです。
自分の会社のことなんて考えてもダメです。好きか嫌いかなんて考えてもダメです。
あなたは依頼人にとっての「スーパー I C なのですから」!
専門学校の講師ならこう言うでしょう。
「 I C はアドバイザーではあっても、常に依頼人の立場に立てるコンサルタントであること」
ほらほら、舌打ちしてもダメです。「やってらんねぇ」なんて思うなんてもっての他です。
なぜなら、あなたは依頼人にとっての「スーパー
I C なのですから」!
しかし、現実問題でできないことを「できる」ようなスーパーマン思考はもちろんダメですよ。
依頼人の「無理」や「わがまま」をすべて叶えようとは思わないことです。
あくまでも、現実にそったお話し作りが必要です。
現場で一番多いのは、依頼人の希望にそったプランを立てると、最初にリサーチしていた依頼人の予算額をオーバーしてしまうことです。
依頼人がもし1.000万円の予算で考えていても、I
C に「1.000万ありますから、思う存分…」なんてことを正直に言うことはほとんどありません。
口に出す予算は「半値八掛け二割引」、なんてことはなくても7掛け、8掛け程度と考えておけば妥当でしょう。
そんな成績先行、売り上げ先行に物事を考えていると、試験では「 × 」です。
依頼人が700万と言えば、700万なのです。
わかりましたか!
「くどい」ですねぇ。
でも、なぜ私がそれほどこのことを「くどい」ほどに言うのか。
なぜなら、
そういった思考方法自体が小論文の結果を危うくするからです。
独力で試験勉強している人に多いのが、このパターンで「不合格」になるケースのようです。
自分でも気づかないうちに、 I C のプロではなく、「お金」のプロになってしまっている文章を書いてしまうからです。
学生、もしくは学生あがりの右も左もわからない専門学校の生徒であれば、とても真っ直ぐで、理想に燃えていて、自分の夢にまっしぐらな解答ができます。
もちろんそれが講師からの押し売り、教科書からの聞きかじりを自分の考えだと勘違いしていても、です。
そんな者に対してですよ、
「へん。そんなの恋に恋しているだけ。」
「男に抱かれたことのない者が(女を知らない者が)、現実も知らずに愛を語るな!」
「結婚生活ってね、あなたが思っているほど簡単じゃないのよ。」
「あぁ、もう一度人生やり直してぇーー。」
なんて人生の辛酸を舐めた者が書く文章と、
もしあなたが試験管だとしたら、どちらを選びますか?
当然に、「キラキラ輝いている未来に乾杯!」の方でしょう。
たとえ現場ではその「真逆」であっても、です。
「おもしろい」、「おもしろくない」ではありませんから。
「笑い」を取る必要もありません。
さぁ、今から2次試験を受けようとする人は、「
I C の理想」を常に頭に想い描いていましょう。
理想とは、依頼人目線、顧客目線、そして輝く自分の未来への目線です(笑)
物欲もない、名誉欲もない、愛欲もない、金銭欲もない、ただひたすら依頼人のための人生を、あなたは試験までのこの1ヶ月間過ごすのです。
さぁ、「 レッツ ラ ゴー ! 」
いやいやいや、冗談じゃなくて、
えへん えへん
さて、ようやくに解答例をお出ししたいと思いますが、何度も言うように、私の「
b a d 」な解答では心許ないと思いますので、ここは「産業能率大学出版」の教本を参考に話しをすすめたいと思います。
第13回 インテリアコーディネーター資格試験
試験時間80分
字数 800字以上1.000字以内
インテリアコーディネート業務の過程で、商品の購入や工事施工について
の顧客の希望にそのまま従うと、提示された予算をはるかに超えた金額
になってしまうとき、その問題を解決するためにどのような方法をとればよい
か、適当と思われる事項こどに項目をあげ、あなたの考えを800字以上
1.000字以内で述べなさい。
さて、依頼人の望むスーパー I C にとっては、希望にかなう提案と、リサーチした予算内にどうやって収めるかは、腕の見せ所です。
間違っても、自分の作業効率や売り上げを重視してはなりません(笑)
ただし、自分の心にあまりウソをつくのも健康によくないので、ここは現場にそった解釈なども交え話しをすすめます。
先日も言いましたが、依頼人の希望に従うと、ほとんどが予算オーバーとなってしまいます。
依頼人は、自分の予想を超える金額を提示されると2種類の行動にでます。
まずは、自分で予算を低く見積もっていて、また余裕のある人はしぶしぶ承諾するケース。
と、
たぶんこちらの方が多いと思いますが、予算額がはるかにオーバーしている見積書を見ると「ビックリ仰天!」、商品の購入や、工事の施工をビビッてしまうケースです。
現場ではしばしば依頼人とこのような駆け引きが行われますが、試験の解答では、
あなたはスーパー I C ですので、
依頼人との打ち合わせに行く前のリサーチは万全です。
予算オーバーにならないように、正確な依頼人の予算を提示してもらっています。
「顧客のいう予算とは、目安なのか、限度額なのかを把握しておく」と記述しましたが、間違いでしょうか?とメールを下さった人がいましたが、これは間違いではありません。
要は、予算を超えた売り上げ重視の営業トークが間違いなのであって、依頼人の提示する予算を正確に把握するという行為自体は決して間違いではありません。
むしろ、プロとしての当然の行為だし、解答例としても良いと思います。
理想型は、「依頼者の希望にかなった提案で見積もった金額と、提示予算額とに差があるか否を判断します。」となるでしょうか。
そして、この場合はおおまかな判断でよいようですが、「差」があると思ったら、提示額ギリギリなのか、目安的な予算なのかを判断し、余裕があるならその余裕はどれくらいなのかを判断します。
「簡単に言うな!それをリサーチするのが難しいんだろう!」
なんて思わない、思わない。
なぜなら、あなたはスーパー I C なのですから。
提示予算に余裕がないと感じられたなら、
「先に聞いた希望の優先順位を尋ね」、
「予算が少々オーバーしても実現したいもの」、
「予算内で、できるなら実現したいもの」、
「予算内でできないなら、代替品でも良いもの」、
「不用なもの」
を依頼人に判断してもらいます。
この際に注意したいのは、売り上げ主義、作業効率主義ではなく、スーパーI
C は、1点豪華主義にならないよう、トータルバランスを重視して、適時にアドバイスを入れるのです。
間違っても、「まずは一点を豪華にして、後で買いそろえていけばいいじゃないですか。」、なんてのは御法度です。
そして、優先順位を基に、トータルバランスを考えながら、予算内に収めるために、
「商品や施行のグレードを下げてよいか」、
「商品や施行材料はメーカーにこだわらず同等品なら納入価格の安価な
ものでよいか」、
「施工費があまりかからないデザインに変更してもよいのか」、
などを先にリサーチした順にひとつひとつ依頼人と確認し、了解を取った上で正式な見積もりを出します。
このようにすすめれば、提示額を大きく超えることもなく、予算内であっても「こんなものは納得できない」、「もう一度仕様を見直して見積もりをやり直してほしい」、なんてことを避けられます。
いずれにせよ、
予算を組むときは、I C はアドバイザーであっても、常に依頼人の立場に立って物を考えるコンサルティングである姿勢を忘れてはなりません。
なのだ。
えへん、えへん。
ここまでを、800字以上1.000字以内にまとめれば、おおかたこの問題に関しては「合格」ではないでしょうか(笑)
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