最近の小論文を解くかぎは
小論文の過去問を整理していくと、第19回のような漠然とした、しかし、解答する人となりを暴き出す、または信念と方向性を問いただす問題から、
近年は、最近の時事問題にからめた、解答のはっきりとした出題へと移行していっているように思えます。
若干、 Y a b u c h 的に深読みすれば、
近年のシックハウスであるとか、アスベストの問題、欠陥住宅や環境汚染などに関しても、もはや「人」を信じることの無益さよりも、知識の多さと柔軟性を導いた方が、将来を「間違う」可能性が低いと、出題者も考えているのではないかとさへ思います。
そこまで考えると、出題者の、受験生への「思いやり」と、一種の「あきらめ」なども感じられて私などは少し涙ぐんでしまいますが(笑)、
「 ん なわけ あるかい! 」
「 ん なやつは おらんやろ! 」
「 チ ッ チ キ チ ー ー 、、、 」
といったところで、最近の小論文を解くかぎは、
特に住宅や建築業界の「今」の情勢をリサーチしておくことが必要となってきます。
時代を反映した出題が多いですから、これはもう日頃から、新聞、業界雑誌、情報誌、テレビなどで常にこの業界に関する「最新」の情報を積極的、かつ、要点をしぼって収集しなければならないことになります。
このあたりが業界関係者や専門学校受講生が「有利」たどいわれる由縁でしょう。
だから、この資格は「尊敬」もされない、「敬意」も表されない、すなわち持ってようが持ってなかろうが、関係ないと言われてしまう。
「しょせんは知識のひとつでしょ!」
「 I C の資格を持つより、大手企業の金看板を背負う方がどれほど有利で金になることか!」
ってことになってしまいます。っていうか、そうなってます。
実際そうなんですけどね(笑)
私などは現在、そういった大企業を向こうに回しての商売ですから、世間一般に言われる「大企業病」をちゃかしもするし非難もしますが、大企業が大企業である由縁は、それこそ「人」にあります。
「人」にかける教育とお金は半端ではありません。
それと、「機会」と「コミュニティ」。
それらを得た社員は、常日頃から、あっ、常日頃から、毎日毎日、一瞬一秒、自分への教育を欠かしません。
試験があるから「一夜漬け」なんて、そんなふざけた姿勢では取り残され落ちこぼれていくからです。
そしてそのことに恐怖します。
「恐怖」と「怒り」は、自分を向上させるためには実に有効に機能します。
典型的な例をひとつ、
自民党新人議員の杉村太蔵氏、「脳○りん」とか「ア○」とか散々に言われていますが、政治家という職業は、世の中で人として最大最強に過酷な商売です。
その中で1年でも「もまれた」なら、彼はきっと(たぶん、あるいは、おおよそ、確信はないけども)、大いなる進化を遂げているはずです。
こうご期待!
あの程度の人物に国庫から1.000万円以上支出することに非難大なのは私もかわりませんが、人の世とはそういうものでもあります。
理不尽が平気でまかり通るのが人の世の常、です。
そんな中、あなたの I C への姿勢はどうですか?
大企業にいるわけでもない、機会も教育もお金も与えられない、まして国会議員という舞台に上がるでもない、そんなあなたの
I C にかける勉強への姿勢はどんなものでしょうか?
自分の目指すレベルはその程度のモノ?
人に与えられなくとも自分で手に入れる!
機会がないなら、自分で作る!
人が1の努力なら、自分はその3倍の努力をする。
人はどうでもよい。自分が自分を誇れる自分になる!
例えば、そんな強い気持ちで次ぎの課題に解答してみて下さい。
第16回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
インテリアコーディネーターの業務の中で、顧客の意見や希望する内容
が、あなたの考え方や感性と対立するような場合、どのような解決方法
を選んだら良いでしょうか?
この点についてのあなたの考えを、2つ乃至3つの項目に、はっきりと絞
って記述しなさい。
記述に際しては、読みやすく内容が理解しやすいように、文字の書き方
や文章表現に配慮し、800字以上1.000字以内でまとめなさい。
物差しと客観性
-> 例えば、そんな強い気持ちで次ぎの課題に解答してみて下さい。
逆説的に言うと、自分に対する強い気持ち、仕事に対する強い気持ち、I
C に対する強い気持ちを持っていないと、この問題に解答はできはしない!
ということになります。
んが、
もちろん試験当日ではそんなことも言ってられないので、覚えたての模範解答を「へらへら」と試験用紙に書きならべればそれでオッケーとなりますが。
「顧客の意見や希望する内容が、あなたの考え方や感性と対立する」ような場面など、現場に出ればそれこそ腐るほどに出会います。
単純に、「そんな時、あなたはどうするのか?」という問題です。
ここでちょっと話しが前後しますが、以前コンサルティングについて若干触れました。
「 I C は単なるアドバイザーではなく、コンサルタントであるべきだ」などと講師や教本は説明してはいますが、実際のコンサルと、I
C のコンサルでは大きな隔たりがあります。
コンサルタントと言って一番に頭に浮かぶのが「経営」コンサルタントという単語でしょうか。
私もいくつかの顔のひとつとしてその看板を持っていますが、経営コンサルタントとの言うコンサルと、
I C のが言うコンサルは、「似ても異なるモノ」です。
コンサルティングの基本業務のひとつは「診断」することです。
コンサルタントは、特定分野での専門知識や経験を持っていることが必要となりますが、ただそれだけだと単なる「実務のベテラン」と変わりはしません。
実務の知識や経験の蓄積に加え、絶対的にもうひとつ欠かすことのできない要素は、「物差し」を持っていることです。
「物差し」とは、「あるべき姿」のことで、「あるべき姿」を知っていて、その「あるべき姿」を主張し、持論として顧客の前で展開できる必要があります。
このメルマガでは「自分のあるべき姿」を探し求めることの重要性を常に言い続けていますが、コンサルの現場での「あるべき姿」とは、依頼人、顧客(企業、収益性)のあるべき姿ということになります。
でも、自分のあるべき姿も持てない者が、他人のあるべき姿云々言っても説得力がなく、ただ虚しいだけだと私は思いますけども。
なぜこの「物差し」が必要なのかというと、正しい「診断」を下すためです。
「あるべき姿」は物差しとなって、今、現実とのそのギャップが診断結果となります。
この「あるべき姿」をしっかりと持っていないと、顧客の現状を見誤り、適切な判断を下せないというこになります。
当たり前の話しですね。
そして、診断には極めて純粋な「客観性」が必要となります。
そう、「客観性」。
この部分が I C の言うコンサルと、経営でいうところのコンサルとの決定的な違いとなります。
「そりゃ、一般の家庭を相手にしているのと、法人企業を相手にしているのとでは、違って当然でしょう?」
と思われるかもしれませんが、そう考えること自体が大きな間違いです。
だって、目的はどれも一緒でしょ。
「あるべき姿」は、どれも同じでしょ。
「幸せ」であること。
「幸せ」にすることのはずです。
手段や目的の形は違っても、その絶対条件は違いはしません。
企業であれば「稼ぎ」、大きな利益を生み出すシステムを作ることです。
一般家庭であれば、自分の望むライフスタイルを手に入れてもらうことです。
では、なぜ I C の言うコンサルと、一般的に言われるコンサルとは違うのでしょうか?
なぜ私は、I C も経営も、一般的なコンサルタントも、同じであって欲しいと願うのでしょうか?
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