前回からのつづきとなりますが
さて、前回からのつづきとなりますが、
依頼人のとの打ち合わせの中で、I C たる自分との感覚とは違っているが、この人は「しっかりとた、確固たるこの人なりの生活感覚やリズムを持っているなぁ」と判断できたなら、
※ここが難しい!
I C たる自分の「思い込み」を捨てて、自分の頭の中を「真っ白」にして、要は相手の話しを無垢な状態で聞き入れるために、まず、自分の想いを押し殺すという極めて重要かつ難度の高い「心」の作業が必要になります。
先日も言いましたが、この「心の作業」ができる人間とできない人間との「差」が、「一流」なのか「二流、三流」なのかの評価のわかれ目です。
よくコンペやディスカッション、はたまた自分のHPなどで「
I C の作品例」などの過去のコーディネートの事例や、「私はこんなこともできます」的なモノを見かけますが、
ぶっちゃけ、それらがその I C の能力に直結しているかと言えば、決してそうではありません。
「営業的」には大事なことかもしれませんが、ああいったモノは一定のレベル、そうは高くない能力の
I C であっても、誰でもこなすことができる事例です。
実際に近所の I C の人にでも聞いてみて下さい。
「あぁ、あんなモノ」って答えるはずです。
それは決して強がりでなくて、「簡単でしょ、私じゃなくてもできることでしょ」って話しです。
夏の日の夜、街頭の電灯の明かりのように、昆虫たちがそこに集まってくるかもしれませんが、それが作為的な電気の流れる電灯だったりすると、バチバチと電気に打たれ昆虫たちは地面に落ちていきます。
世の中は、「罠」がいっぱいです。
本当に「腕」の良い I C は、自分の過去を自慢したりはしません。
「顧客の数」を誇ります。
話しをもとに戻しますが(笑)
依頼人が確固とした自分の生活感覚を持っていて、それを
I C 自身が「そうだと判断」したなら、
I C の自我、思い込みを捨て、頭の中を白紙の状態にして、相手の好みや生活感、感覚を聞き出し、その上で、
依頼人の立場、そう、依頼人の立場に I C 自身が立って、その人の好みと感覚でもって、それらを全体として掴み、そして統一した提案を考え出します。
I C とはそれをビジュアルにして表現する能力がある者ですから、その提案をプレゼンテーションボードなどで表現して、形、色彩などが依頼人の感覚に合っているかを目で確認します。
それは、一度や二度の作業ではなかなかお互いが「納得」するまでにはいかないかもしれません。
こちらの提案が依頼人の希望や感覚と合わない場合でも、何度も何度も、根気よくコンサルティングし、最終的に顧客となった依頼人に満足してもらう提案にもっていく、そんな一生懸命さと努力が必要になります。
そして、それが大切なんです。
なんてことを、16回の課題の解答としては、
Y a b u c h の言葉を極力排除しつつ字数をまとめれば、オッケーだと思います。
例えば、(1)の例、(2)の例として番号をふり、それぞれにまとめて論述しても良いのではないでしょうか。
私はいつも思います。
年若い I C が、数度の提案でうまくコンサルできず、逆に「顧客の愚痴」を言い出す時、
中年のそれなりの場数をふんだ I C が、「適当」な提案や提示額、そして仕上がりで、顧客が不承不承なのをしり目に満足げな顔をしている時、
「だから君たちはその程度なんだ」と。
それならばなぜ、自分のオフィスを出て、顧客の家に何度も足を運ぼうとしない?
2回でダメなら3回、3回でダメなら、「良し」と言われるまで、何度も何度も足を運べば良いではないか。
顧客の生活感覚が理解できないなら、実際に顧客の家に泊まり込んで、自分の目と身体で確認すればよいではないか。
このあたりでなんて、 I C が決めることではなくて、顧客が決めることだろう。
「 I C は大変だぁ〜」
「 I C なんて稼げやしない」
「 I C の資格なんて、結局は役に立たない」
なんて言ってる者は、所詮その程度のものです。
今、 I C の資格取得を目指している読者の方々が、そんな言葉を「真に受ける」必要はまったくありません。
自分の可能性を「こりあたり」だなんて、勝手に決めて諦めないように、
自分の可能性を諦めた者に、他人の可能性を追求することなんて、できるわけがありません。
このメルマガがきっかけでお互いメールを交換をしはじめた64才の「娘」さんがいらっしゃいます(笑)
63才の時にこのメルマガを購読して頂き、「私も
I C になりたい」と一念奮起され、勉強をずっとされている方です。
去年も試験には落ちました。
今年も1次は不合格でした。
でも、
先週のはじめ、私がこの方に提案していた「週末だけの
I C 」をとうとう実行されました。
3年前に定年退職されたご主人も誘って、ご夫婦で週末だけの
I C 夫婦です。
私が I C だと呼んでいるだけで、ご本人様は「そんなたいそうなものではありません。テストも合格していませんし。」と謙遜されますが、私は立派な、誰にでも誇れる
I C だと思っています。
I C の価値は、資格のあるなしではありません。「人」そのものの価値です。
週末だけ、家の離れと庭を開放し、ご近所や地域で仲良しの人と語らって、日曜大工を楽しみ、各家庭の家の不都合なところをどやどやと押し掛けて、みんなで修復しています(笑)
昨日、そのご夫婦に夕食をご招待され、フライトでも数時間かかるその場にはせ参じました。
そして今朝、「私たちの私的なことのために、メルマガを休むとは何事か!」とお叱りのメールを頂きました。
「あの、休むつもりはなかったんですけど、いろいろと手違いがありまして、
あの、、、」
言い訳している自分がホント、恥ずかしくなりました。
人間ってね、まだまだ「捨てたもんじゃない」。
リフォーム
第17回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
最近、インテリア空間のリフォームの需要が増加しています。
これらの背景には、インテリア設備の老巧化以外に、生活形態や家族構成
の変化などがあげられます。
また、リフォームの作業によって生ずる廃材、廃棄物の処理が大きな問題と
なっています。
リフォームに際して、部材等のリサイクル、再利用についても真剣に考え、具
体的な方策を見出す必要に迫られています。
これらのリフォームと産業廃棄物およびリサイクルについて、インテリアコーディネ
ーターの立場から、あなたの考え方を具体的に2項目にはっきりと絞って記述
しなさい。
記述に際しては、読みやすく、内容が理解しやすいように、文字の書き方や
文章表現に配慮し、800字以上、1.000字以内でまとめなさい。
1、リフォームと廃棄物
インテリアをリフォームする場合、既存部分の解体が必須なので、廃材が出ることは避けられません。
しかし、その工事に関わる人間の責任としてインテリアコーディネーターも、廃材処理が環境破壊や環境汚染に結びつかないような方法を真剣に考えることが大切だと思います。
そのためには、まず依頼主の要望を聞き、現状を入念に調査し、必要最小限の解体で、要望に叶ったリフォームが実現できる提案を考える。
次ぎに解体から完成までの詳細な図面を描き、その図面に基づき、依頼主及び施行業者との三者で綿密な打ち合わせをして、廃棄物が少なくなる方法を模索すべきだと思います。
その上で排出された廃棄物に関しては、健康に有害な物質が含まれているもの、燃やせないもの、燃やせるもの等、徹底した分別処理をするように施工業者に依頼する。
そして依頼主には、これからの地球環境を考えて、分別処理費用を負担してもらうように説得する。
このように依頼主と施工業者の間に立ち、双方が納得して、円滑に分別処理が行われるようにするのもインテリアコーディネーターの役目だと思います。
2、リフォームとリサイクル
リフォームをすれば、既存部分の解体が伴います。
解体したものの中には廃棄しなければならないものばかりではなく、手を加えれば再利用できるものも沢山あるはずです。
特に木材は、いろいろな方法でリサイクルできることがわかっています。
廃材を特殊な合板に加工する方法は、すでに実施されています。
また、そうした大規模なリサイクルでなくとも、一部が壊れて廃棄せざるを得なくなった家具を修理し塗装し直して、アンティーク家具として販売している業者も職人もいます。
年数を経て使われてきた味わい深い木の美しさは簡単に作れるものではありません。
家具だけでなく、障子や扉等の建具等も修理し、塗装をし、リフォーム後の白くて新しい壁の中に、その味わい深い木の美しさを生かして再生させることは可能です。
古い欄間等はアク洗いして壁に掛けるだけで美しい一枚のタピストリーになります。
これらの廃棄物を美しく蘇らせることができるのは、統一感を見極めるセンスと成し遂げる情熱です。
インテリアコーディネーターは、日頃からセンスを磨き情熱を養っておかなければならないと思います。
以上 産業能率大学 教本より 模範解答抜粋
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