自分は何のために生きてきたのか?
■ [ 強度偽装マンション事件、家具FUNでリサーチ中 ]
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例えば論文の課題で「依頼人からのコーディネート」を問われた場合など、より正解に近づくためのキーワードは「統一感」という言葉だったりします。
コーディネーションを解答する場合、「統一感」を出すことを基本に考えて
いけば、ほとんどの論文はパスできると思います。
「統一感」という言葉を必ず含めることです。
そして第17回の問題のように、各業者をからめたインテリアコーディネータの立場を問う課題の場合には、顧客と業者をとりもち、共に納得させる立場に立った話しの展開にすれば、おおかたはクリアーでしょう。
基本的に顧客を満足させることがインテリアコーディネーターの立場となります。
両者、めでたし!めでたし!が基本です。(当たり前です。)
ハリウッド映画ばりの激しいアクション、どんでん返しにつぐどんでん返し、正義の味方もズダボロになりながらでもハッピーエンドなんて凝ったストーリーは、どうやらいらないようです。
あくまでも地味に、日本のホラー映画のように、じわりじわりと心に迫る展開が理想でしょう。
しかし間違ってもパート2を狙うような終わり方をしてはなりません。
この一作品で完結させるようにしましょう。
「つづく。。。」なんて、シャレになっていません。
さて、現実の世界では、
テレビで受け答えする姉歯建築士の姿、設計事務所、業界の本質、販売業者の対応、不動産会社、建築会社の姿勢、建築主の思惑などなど、吐き気を催すばかりの醜さばかりが目立ちます。
「何か」、とても大事な「何か」を置き忘れてしまっているこの現実社会、I
C の立場から言っても決して人ごとではありません。
昨日号の家具FUNマガジンでも言いましたが、日本の戦後最大最悪の欠陥商品は「住宅」なんです。
自動車でもない、家電でもない、人の一生の中で一番高価な買い物であるばずの「住宅」が、過去に一番「欠陥」を出している商品なんです。
I C は、そのことに正面から向き合わなくてはなりません。
きれい事は言いません。
「力」の無い者など、すぐに消される世界です。
私が偉そうなことを言えるもの、ちょっとの預金と、小さな会社数社と、狭い人脈と、ちょっぴり無茶ができる境遇と腕っ節があるだけのことです。
決して人徳があるからとか、知識があるからだとか、まして立派な人間だからではありません。
うだうだと面倒くさいことは考えずに、家具屋で飼われてのんびりと過ごすのも良し。
ちょっぴり小さめだけど、自分の雑貨屋で、時どき希望があればコーディネーションをするも良し。
企業にどっぷり浸かって、極めてまじめな利潤の追求者であっても良し。
ただ、ただね、
今この時、
純粋な理想を語れる、試験勉強をしている今だからこそ、
「自分のあるべき姿」
を、ちょっぴり真面目に考えてみることも必要じゃないかと、私は思ったりもします。
姉歯建築士の姿に自分の現状を見つけて、愕然としている者は決して少なくはありません。
自分が死ぬ間際、「自分は何のために生きてきたのか?」を自問自答しながら逝くより、
軽いジョークでも飛ばして周りを笑わせながら逝った方が、なんぼか幸せを実感できるんではないかと、私は思います。
さてさて、次ぎの課題は、
第18回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
インテリアコーディネーションの業務を遂行するためには、まず依頼者が
住空間についてどのような考えを持ち、どのようなことを期待しているか
を知るところから始めなければならないでしょう。
人々の住まいに対する考え方や、暮らし方は様々ですが、最近の傾向
の中でとくに重要だと思われるキーワードを二つあげ、それらについてイン
テリアコーディネーターの立場から、あなたの考えを具体的に記述して下
さい。
◎ここでいうキーワードは「省エネルギー」、「ユニバーサルデザイン」のよう
に一つの言葉で表すものとします。例示としてあげたこの2語は使わない
で下さい。
記述に際しては、読みやすく、内容が理解しやすいように、文字の書き
方や文章表現に配慮し、900字以上、1.000字以内でまとめて下
さい。
もし、あなたなら、「何ができますか?」
第18回は平成12年の問題ですから、ちょうど「環境問題」が衆知に叫ばれはじめた頃でしょうか。
「省エネルギー」、「ユニバーサルデザイン」はもちろん、この頃のキーワードは「バリアフリー」や「環境共生」、「環境住宅」など容易に挙げられると思います。
今でも通用するキーワードですね。
ただ、常に新聞であれば業界の中で発行されている雑誌、日経、流通、金融等々、若干専門的な記事に、常に気を配りアンテナを張っている必要があります。
キーワードが頭に浮かんでもその意味がわからないでは、
「今の総理大臣は?」という問に、
「う〜んと、橋本さん!みたいなぁ〜」と同じレベルです 。 。 。 。 。
「そんなの身近にない!」って言う学生さんでも、自分に使える自由な時間は社会人に比べふんだんにあるのですから、「情報は自分で手に入れる」姿勢であれば、おのずと目や耳に飛び込んでくるはずです。
要は「意識」し続けることですね。こういった問題をベターにこなす秘訣は。
今、メルマガの方では「小論文」オンリーでお送りしていますが、当然、2次を受けられる受験生の方々は、プレゼンテーション問題にも平行して取り組んでいることと思います。
とにかく「平面図の作成」にしろ「展開図の作成」にしろ、より多く課題をこなし、「慣れ」ることがまず第一です。
「私、苦手なんだよねぇー」なんて人も多いと思いますが、そういった苦手意識は口に出してしまうと、その行為自体が自分の身にまとわりついてしまいます。
苦手なモノほど、「楽勝だ!」って、逆に口に出して言いましょう。
これは人生を楽しく生きるコツでもあります。
「大変だ」、「苦手だ」、「やりたくねぇー」なんてネガティブな言葉は一切自分の口からは出さない事!
だったそれだけで、愚痴を言う人、文句を言う人の数倍の、人間としての「差」をつけることができます。
単純にその「差」とは、手にする「お金」であったり、有益な「人脈」であったり、「類は友を呼ぶ」、そのままです。
とにかく数をこなす。
「数」は「質」を凌駕します。
「凡人」が「天才」を越える場合と同じ要領です。
自分のためにする試験勉強ってね、人生を「面白」「楽しく」生きるエッセンスがいっぱい詰まっています。
もっとも「気づく」か「気づかない」かで、ここでも大きな「差」が生まれますけど。
話しをもとに戻します。
さてさてキーワード、
例えばここでは「バリアフリー」に関して論述していくと、
まず「キーワードを2つ挙げ」とありますから、最初に番号をふると分かり易いですね。
1、バリアフリー
平成6年度にハートビル法(高齢者・身障者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)が制定され、翌7年に「長寿社会対応住宅設計指針」が出されて以来、バリアフリーという言葉があちこちで聞かれるようになりました。
※I C は専門家なわけです。一言でバリアフリーと片づけるのではなく、そこは言葉の裏付けとなる法律の2,3でも挙げておかないと、論述とは言えませんね。
新築やリフォーム等の際「バリアフリーにしました」という人が多いようですが、その内容を詳しく尋ねると、ほとんどが敷居や踏摺り等の段差をなくした程度にすぎないのが現状です。
どうも一般的にはバリアフリー=段差の解消ととらえられているようです。
しかし、バリアフリーの本来の意味は、段差の解消ということも含まれますが、障害のある人が社会生活をしていく上で障壁となっているものを除去するという意味です。
住生活の提案者であるインテリアコーディネーターは、段差の解消ばかりに気を取らわれず、高齢者や障害者が「心の障壁」を取り除き、健常者に劣らない積極性を持って社会生活が送れるようなバリアフリー住宅を、ケースバイケースで考えられる力を養うべきです。
完全なバリアフリー住宅でなくても、限られた予算の中で、できる限り障壁を取り除き、住み慣れた環境に中で心のバリアフリーが保てる住まい。
そんな提案ができるように心がけたいと思います。
こんな解答ができれば、ひとつのキーワードはクリアーでしょう。
産業能率大学、「すばらしい!」(笑)
さて、もうひとつのキーワードは、次回にて。
で、
ちょっとお尋ねしますが、例の「強度偽造マンション」問題、読者の方の目線は「どちら側」でしょうか?
家具FUN Blogの方でリサーチしているので、この問題に対してコメントやメールを多く頂いていますが、そのほとんどが、
「被害者(マンション住民)の方が可愛そう。」
と言った意見でした。
今のところお一人の方だけが、「自分の場合」として業界目線で事を発言されていましたが。
ちょっと勘違いされているようですので一言、
I C が現実問題、大なり小なりこういった問題に巻き込まれた場合、目線は「業界」目線ですよ。
被害者を前にへらへらと責任感のない言葉をまくし立てるデベロッパーであるヒューザーの社長、早々と会社を倒産させ「知らんぷり」を決め込む木村建設、その引き金をひいたメインバンク、
もとを糾せば「人間的」におかしい姉歯建築事務所、偽造をいとも簡単に見過ごす民間の検査会社イーホームズなどなど、
I C が含まれる側は、「そっち」側です。
正しく理解していますか?
「被害者が可愛そう」だけではないんです。
もし、あなたなら、「何ができますか?」
よくメールなどで、「 Y a b u c h さんは、なぜ法律もなんですか?」と問われます。
ちっぽけな地方で、銀行の一支店を動かせるほどの少しの預金、行政を動かせる狭い人脈、ちょっとの腕力、微々たる法律知識、
自分が正しいと思えることを行うことは、それでも難しいものです。
顧客をとるのか、会社や自分をとるのか。
I C は、カタログを目の前に次から次ぎに家具を紹介していく家具屋アドバイザーではないのです。
自分の人生をかけた判断を、もしかすると迫られる場合もあることを今回の事件では問いかけています。
もし、あなたなら、「何ができますか?」
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