源とは「好奇心」
2、環境共生住宅
人間にとっての快適な生活を追求した結果、私たちは森林伐採等の自然破壊や、炭素ガス、ダイオキシンの排出による空気汚染などで地球環境を破壊し、地球は温暖化が進み、温暖化防止対策が国際社会の重大な課題となっています。
日本でも国土交通省が、温暖化防止策として進めているのが、「環境負担低減」、「自然親和性」、「健康性・快適性」を追求した「環境共生住宅」づくりです。
建物を高気密、高断熱化し、冷暖房によるエネルギー消費を低減する、と同時に機械ばかりに頼らず、自然の風や太陽の熱を取り入れた住まい方を推進する。
炭素ガスの多量排出やダイオキシンの排出を防止し、屋根の緑化や、屋上緑化も含め積極的に緑化に参加する。
建築健在についても廃棄時に地球への負担の少ない材料を選び、また再生・再利用を推進する。
インテリアコーディネーターも依頼主に対し、このような環境共生の住まい方を積極的に提案していくべきだと思います。
2つ目のキーワード「環境共生」の説明としては、こんなところがベターでしょう。
産業能率大学、すばらしい!(笑)
ただし、です。
現実的にはかなりの矛盾点があるのはおわかりだと思います。
試験とは、それらを「押し殺す」場でもあるのでしょう。
常に「理想形」みたいな(笑)
例えば「温暖化」のくだり、
現在では温暖化はかなりおさまりつつあり、オゾンホールも縮小傾向にある、「だから温暖化など妄想だ」などと言ったか言わないかは別にして、
近年ではそう主張する学者も徐々に増え、アメリカが京都議定書を拒否している根拠にもなっています。
「高気密、高断熱化」にしても、明らかに「環境共生」とは言えず、厳密に言えば「実に不自然な環境におかれている」と言わざるを得ません。
アメリカの経済偏重を批判しておきながら、実は環境破壊に一番「手」を貸しているのは日本だという主張もあります。
「割り箸」、「木造住宅」、自分のお山を伐採しなければそれで良し、他人の国の物を取ってこい。どうせ「わかりぁしない」。
残念ながら、日本ていう国の歴史は常にそうなんですねぇ。
最近では「 l o h a s : ロハス」なんて言葉もよく耳にしますが、たぶんにマスコミ、あるいはそれに近い企業の情報操作が甚だしいです。
近年の流行の作り方は、マスコミがそれを思惑し発信しリードするという極めて片寄った、そして「危険」な状況にあります。
「癒し」の時代などと言われますが、すなわち、「見ざる・言わざる・聞かざる」、そして「知らせざる」の裏返しですからね。
ロハスなどはその典型でしょう。
「貧乏」を肯定するような雰囲気作りは、明らかなミスリードだと私は思います。
「二極化」を憂いつつも、「二極化」を促進し肯定する。
マスコミの本質と言えば本質ですが、あまりにも「マッチ・ポンプ」が過ぎるのではないかと思います。
知りたい情報が何でも手に入ることは喜ぶべきことですが、それが氾濫し、結局は「多すぎて何が何だか」のような状態は、「無」に等しいことです。
んが、
I C はそれらの情報を駆使し、顧客に有効な提案をし、「喜ばれ」、「幸せ」になってもらうことが仕事です。
必要な情報をキャッチするアンテナと、あふれる情報を仕分けするスキル、今の時代は
I C と言えども、極めて高度な「情報処理能力」が求められます。
その源となるのが「好奇心」です。
まずは興味のある事柄には、片っ端から「首を突っ込む」(笑)、そんな姿勢でいましょうね。
強靱で鋼のような意志
第20回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
インテリアコーディネーションの基本には、その空間で生活をする人の生活感
や価値観が密接に関係しています。今日のようなモノ溢れの時代に、生活
の中での本当の「豊かさ」とは何かという議論も聞かれます。
より多くのモノに囲まれて、便利に効率よい生活を求める人がいる一方、で
きるだけモノを持たないシンプルな生活を志向する人もいるなど、さまざまな
考え方をもつ人が増えています。
インテリアコーディネーターとして顧客に接する際に、あなたが顧客に提案した
いと思う生活に対する基本的な考え方を記述して下さい。
記述に際しては、
1)明確な文字で、 2)分かり易い文脈を組み立て、
3)明確な論旨を、 4)具体例をもって、
5)書き出し、句読点などに注意して、読みやすい文体で、
6)800字以上、1.000字以内でまとめて下さい。
日々の生活をおくる住まいは、いつの間にか住む人の精神や肉体に大きな影響をもたらす重要な空間です。
新築して数年が経った頃、妻は体調を崩し、夫や子供は休みに家にいたがらなくなってしまった。
その原因をよく調べたら、新築の家は、それまで家族が肩寄せ合って住んでいた家とは違い広く立派で、一日中その家にいる妻は、建物から受ける精神的圧迫によって体調を崩し、夫や子供たちは、家庭的な温かさの感じられないその空間に馴染めず、家にいたくなかったということがわかったそうです。
このような事例は多々あるようで、住空間の提案者であるインテリアコーディネーターは、住む人にとっての「心癒える住空間」の創造がいかに大事であるかを肝に銘じておかなければならないと思います。
顧客が「心癒える住空間」と思えるプランの提案ができるためには、イメージ写真等を用い、打ち合わせに十分な時間をかけることが大切だと思います。
さまざまな情報が氾濫する社会状況の中で、人々の生活観や価値観は多様化しています。
それらが多様化すれば、住まいや住まい方も多様化するのは当然のことです。
依頼人との打ち合わせは、そんな状況を踏まえて進めなければなりません。
ですから、思い込みや偏見を捨て、素直な心で依頼主の要望をじっくりと聴くことが大切です。
その上で、その要望を整理しながら、今までの生活スタイル(住まい方)や、家族の育った風土や家庭環境と、家族それぞれの性格や体質を尋ね、今後どのような生活スタイルをとりたいと思っているのか、要望に即して詳しく尋ねます。
その結果、今後の住まい方が今までの住まい方とかけ離れている場合や、家族の性格や体質と合わないと思われる場合は、次ぎのようなアドバイスをするようにしています。
「住まいは、住む人の精神や肉体に大きな影響を及ぼす大事な空間です。
住まい方を今までと大きく変える時は、家族全員がその住まい方をしたいという、強い意志と情熱を持つことです。
そうすればその新しい住まい方ができる満足感で、精神も肉体も癒され、心身共に健康な暮らしを送ることができます。
家族で十分に話し合うことが大切です。」と。
「日々を心豊かに暮らせる住まい」、それが人間にとって何よりも重要だと思うからです。
以上
資格試験ではこの程度のことは書かなくてはならないようです。
教本でも、専門学校でもそんな風に教えられることでしょう。
きれいごと丸出しです(笑)
1次試験の合格のコツが「丸覚え」であるなら、2次試験の合格のコツは、「きれいごと丸出し」と理解して下さい。
別の「ちゃかしている」わけではありませんよ。
I C 本来の存在意義は、まさに「そこ」にあります。
建築家も施工業者も、メーカーもデベロッパーも、そして顧客でさえも、よってたかって「現実」ってやつを思い知らせようとします。
I C はそれに打ち負けない、強靱で鋼のような意志が必要です。
自分だけは正義でなくてはならないのです。
いやいやいや、冗談でなくて。
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