やはりパターンはあります
第21回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
次ぎの3課題について、論文試験用紙に記述しなさい。
記述に際しては、
1)明確な文字で 2)分かり易い文脈を組み立て
3)明快な論旨を 4)必要に応じ具体例をもって
5)各々の課題について250字以上350字以内でまとめて下さい。
課題−1
車椅子を使用している高齢者が同居する1戸建住宅を新築する場合、
玄関の戸はどのような材料を選び、どのような形状や機能を持たせるこ
とが望ましいか、インテリアコーディネーターとしてのあなたの提案を述べ
なさい。
課題−2
インテリアコンサルティングをするにあたって、顧客とあなたに大きな年齢
の差があり、顧客の考え方があなたの生活経験や価値観と違う場合、
どのように対応して問題を解決していくのが望ましいか、インテリアコーデ
ィネーターとしてのあなたの考えを述べなさい。
課題−3
2階建住宅を新築する顧客から、「1階の台所の壁は自然素材を使い
たいので木板張りにしてほしい」との要望があった。この場合、建築基準
法に抵触する恐れがあると考えられるが、インテリアコーディネーターとして
どのように対応して解決していくのか、あなたの意見を述べなさい。
さてさて、平成15年の試験問題ですが、このあたりから出題形式が個別に課題を問う形になっています。
ちなみに去年もそのようでした。
「難しくなった」との意見をよく耳にしますが、漠然と自分で課題を見つけ、「1.000文字以内で論旨せよ」的な形式よりは、まだ、個別に課題を問われる方が、時間的に頭の中を整理し論旨しやすいのではないでしょうか?
技術論的なことがらと、やはりインテリアコーディネーターとしての「信念と身上」を問う問題から構成されています。
課題1の車椅子の問題も、課題3の建築基準法の問題も、今年の「目指せ
I C 」のメルマガの方で集中的に掲載しましたので、メルマガを隅から隅まで目を通していた人には解答しやすい問題だと思います。
特に建築基準法内の問題は、昨今の法令の改正等々、そして厳正適用化を考えれば、必ず重要事項は目を通しておくべきでしょう。
ただし、 I C レベルではごく基本的な事例からの出題となるでしょうから、そんなに「あれもこれも」と焦る必要はないと思います。
マンション例、住宅例、そのあたりを最低でも頭に入れておいて下さい。
現場でも建築基準法を知らずに、顧客の言ったままを受け入れ、「お前アホか!」なんて怒鳴られるケースは、若い
I C によくあるケースです。
顧客はそれほど詳しく法律のことなど知りません。
逆にその分、「法律で決められていますので」という文句が決めぜりふになり、コンサル的には
I C の有利な展開へと導けるところでもあります。
技術、知識、法律、そして信念と柔軟性、このセットが試験で問われるのは、当たり前とも言えます。
試験問題を「自分で予想してみる」ことも、こういった試験勉強では大切な頭の体操です。
さっ、気合いを入れて解答してみて下さい。
高齢者問題、身障者の方が身内にいる場合など
第21回 インテリアコーディネーター資格試験
課題
次ぎの3課題について、論文試験用紙に記述しなさい。
記述に際しては、
1)明確な文字で 2)分かり易い文脈を組み立て
3)明快な論旨を 4)必要に応じ具体例をもって
5)各々の課題について250字以上350字以内でまとめて下さい。
課題−1
車椅子を使用している高齢者が同居する1戸建住宅を新築する場合、
玄関の戸はどのような材料を選び、どのような形状や機能を持たせるこ
とが望ましいか、インテリアコーディネーターとしてのあなたの提案を述べ
なさい。
課題1−解答
車椅子を使用する高齢者が同居する玄関の戸の材料は、できるだけ小さな力で開閉でき、車椅子がぶつかっても安全なように、軽くて丈夫なことが重要です。
そこで通常は、その2つの性能を備えたアルミサッシが使われます。
戸の形態は、身体の位置を変えずに楽な動作で開閉できる引き戸が最も適しています。
戸の把手は開閉しやすいように棒状のものを付け、引き込まれる側の手前にも補助把手を付けるとより楽に開閉できます。
また引き戸の形態は、戸車式かハンガー式とし、ハンガー式の場合は、上下の隙間を幕板やタイト材で極力少なくし、幕板はメンテナンスが容易なように取り外し可能にします。
なおドアは反対側の様子が伺えるようにガラス入りとし、ガラスは安全性を考えて強化ガラスか合わせガラスを使用します。
解説
※車椅子の特性を理解しておくこと。
※あわせ、高齢者の特質も理解しておくこと。できれば自分で自分に不自由な状態を作り、高齢であることの疑似体験をしておけば、自分の身に起こることとして、理解しやすいと思います。
健康な人間が頭で理解するよりずっと、不自由で危険なことがわかります。
※車椅子を使用している住宅のケースや使用材等々、「理想」とされるモノはほとんど変わりはありませんので、一通り目を通しておくべきでしょう。
高齢者用・身障者の方仕様の住宅、または部位のパンフレットを読み込んでおけば、比較的イージーに解答できると思います。
「高齢者、身障者の方が家族いる場合」のことなど、比較的狙われやすい課題ではないでしょうか。
もしくは「環境共生」にからめ、環境問題も問われる可能性があります。
ただ、そういった問題の「答え」は、ほとんど決まった形の解答が「あります」ので、自分の中で組み立てておいて下さい。
現場ではありません。あくまでも「理想」を旨とし論述すれば正解は得られるものと思います。
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